2011年09月12日

月を見て考える

毎年、15夜の月を見るたび、
「山の住民になってよかった~」と感じる。

嫁いだばかりの頃は、山の夜の真っ暗が、怖くてしかたなかった。
いつごろだろう、、
実は、真っ暗でも、なんとなく道が見えることに気付いた。
それでも、最近まで、夜は怖くて、離れのトイレから逃げるように母屋に小走りしていた。(お子ちゃまね~)

もしかしたら、と思う。

最近になって、やっと、私は山の住人と認められたのではないかしら?

誰に?

山に住んでいる何千、何万もの木々たち、山奥に住む生き物たち、山、月、川、すべての命に。

今日も羽鳥から家路に向かいながら、夕暮れの薄紅い雲が「きれいだな~」と、ぼんやり運転(ダメでしょ!ぼんやりは!)してたら、

ふいに、山が、雲が「お帰り」と向かえてくれてる気がして(気だけだと分かってても)

「この気持ちは?何?」

(ここからかなり妄想モードです)

山の生きとし生けるものには、すべて精霊が宿っている。
木1本にそれぞれ、川、山、草、動物、すべてに。
25年前、山がによめっこが来た日から、山の精霊たちは、「こいつは山に住んでいい人間か」かわるがわる見回っていたんだ。

監視は結構きびしく、よめっこは、夜、なんだかいつも見張られてる気がして、怖かった。
精霊たちは、時々寄り合いを開く。
そこで、よめっこを山の住人と認めるか、話し合う。
最近になって、よめっこを山の住民と認めた。
そしたら、すご~く精霊の目がやさしくなって、ふわっと守られてるような空気になって、よめっこは、遠くから帰るとき、山を見ると、すご~く癒されるような気持ちになった。

そして今夜、月明かりは、山のすべてを銀色に映し出した。

今夜はお月さんに感謝し、お団子をほうばった、食いしん坊のよめっこでありました~(*^_^*)
(最後はやっぱ食い意地だよな~~へへ)

  


Posted by お茶の清光園 at 23:53Comments(2)

2011年09月12日

月光浴

まあ、奇麗な月~~~

7時頃、山から「こんにちわ~」って出てきて
現在、我が家の正面やや上に。

銀色の月明かりが、周囲の家、石垣、山々と雲を照らし、
なんと幻想的な風景に、、

私の腕では写真も絵も無理。



お月さんと一緒に食べた蜜団子。
手作りじゃないけど(~_~;)  


Posted by お茶の清光園 at 23:21Comments(0)